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スーパーパルスCO2レーザー:波長10600nmの光のエネルギーが皮膚の中の水分(人の体の70%は水分です)に吸収され、熱に変わり皮膚を蒸散、つまり削っていくものです。したがって、ほくろのメラニンが標的ではないのです。ですから、メラニンがない皮膚でも削れるので、薄い色調のホクロや盛り上がっているホクロが良い適応です。
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| この際、ほくろのある部分だけを削ってしまうと、その部分だけが深く削れてしまう可能性があります。そこで正常な皮膚に移行するように、正常な皮膚も緩やかに削る事が肝心なのです。キレイにほくろをとるには周りの正常皮膚もほくろと同じか2倍くらい削る必要があります。そして炎症後の色素沈着を防ぐため除去後7〜10日間テープ(とても小さい肌色テープ)でカバーしなければなりません。 |
ダイオードレーザー(810):波長810nmの光のエネルギーがメラニンに吸収され、熱に変わりメラニンを破壊してしまうものです。メラニンがターゲットなので、レーザーを当てた瞬間に、ほくろが小さく灰色になり(図1、図2)、カサブタができて数日でとれてしまうのです。この際カサブタがカバーになってテープが必要ないのです(つまりノーダウンタイムなのです)。しかもCO2レーザーに比べ、炎症後の色素沈着が少ないようです。もちろん、ほくろの大きさやメラニンの量によって、1回よりも2回に分けてとる方が良いケースもあります。弱点としてはメラニン量が少ない薄茶色のほくろはとれにくく、CO2レーザーの方が良いかもしれません。
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ほくろは同じような色調のものでもレーザー照射後の反応には個人差があり、薄茶系のほくろは出力、照射回数、照射距離等気を使います。薄く色素が残っていても、2,3ヶ月すると自然に消えてしまうものもあり、“キレイ”に治すには“じっと我慢の子”も必要なのです。色々なホームページを見てもCO2レーザーのPRが多いようですが、ダイオードレーザーによるほくろとりにはCO2レーザーにはない長所があります。2台のレーザーを使用することにより、ほくろ治療の守備範囲がかなり広くなりました。今のところ両者をそろえているクリニックはあまりないようです。なぜか?それはダイオードレーザーの良さをドクターが知らないからです。知っていても、レーザーの機種を何台もそろえるには資金が必要なのでほくろとりのレーザーにCO2レーザー1種類しかないクリニックが多いのです。 |
| 診察室で「これはキレイにレーザーでとれますよ。」とお話しすると「でも先生,レーザーなんて怖いです。」という答えが返ってくることがあります。反対に、最初から「このほくろ、レーザーでとって下さい。」と言われる場合もあります。 今のレーザー、正しい知識を備えて使用できる施術者にさえかかれば、すばらしく頼もしい美容方法の一つです。 ただ照射パワーならびに時間、ターゲットとの距離等々微調整を要する手技なので、施術者としてはかなりの経験を積む必要があります。またどんなエキスパートにかかっても、どうしても希望通りまでキレイに仕上がらない時もあり得ます。淡い色素沈着が残るような場合です。ただそのような場合には、施術前に必ずその可能性のお話しがあるはずなので、患者サイドとして、「こんなはずじゃなかった。」とはならないのが一般です。 ほくろはその位置、形状、サイズによりとり方を決定するのが大切です。適切な医師の判断、施術によれば、キレイな仕上がりになると期待して大丈夫と言えるでしょう。 |















